(記事)他人の身体を操作、脳波でロボットを操作……「人間拡張基盤」のデモを見た - docomo Open House'22より
NTTドコモが研究開発の成果を発表するイベント「docomo Open House'22」。今年はオンラインがメインの開催だが、一部の内容はリアル会場でも出展されており、その模様を取材することができた。そんなリアル展示の中から、今回は「人間拡張基盤」の実現を目指した展示を紹介しよう。
「人間拡張基盤」は、ネットワーク越しに「人間」を拡張しようという試み。人体の情報をセンサーで取得してプラットフォームとなる基盤で収集/分析などを行い、それをアクチュエーションに出力することが想定されている。
人間拡張基盤の概念
人間拡張基盤は、数百km先に自分の手足があって意のままに動かせる……といった世界を目指す
人間拡張基盤のデモの内容
脳波でロボットを動かしたり、遠隔の他人を動かしたり、すでに一部は実現していて、それを紹介していた
例えば脳波をセンシングして、その結果をアクチュエーションのロボットを操作する。腕に装着した筋電センサーで手や腕の動きをセンシングし、遠隔の人物に装着した筋電アクチュエーターが反応して手や腕が動く。そういったことを実現しようというのが人間拡張基盤だ。
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